ハウスクリーニングとは
ハウスクリーニングとは、専門知識を持つスタッフが業者専用の洗浄機材や洗剤を利用して自宅内を清掃するサービスです。 また、エアコン掃除やレンジフード、キッチンやお風呂場の水垢汚れやサビの除去など、全体ではなく家の一部のみの清掃を依頼できます。
同じように自宅内の掃除を行うサービスとして家事代行も挙げられますが、家事代行はそれぞれの家庭に訪れるスタッフが、自宅にあるものと同じ掃除機や洗剤を使用して掃除をするサービスです。 研修を受けているため一般の人よりは掃除に関する知識があるものの、日頃自分で行う掃除と大きな差はないといえるでしょう。
一方、ハウスクリーニングは、自宅にあるものではなく専門の道具を持参して作業を行うことが特徴です。そのため、自宅内をしっかりと掃除したいのであればハウスクリーニングに頼む方法が有効だといえます。専用の道具を使い、掃除のプロが作業をするので、ハウスクリーニングの方が仕上がりの品質も高いです。
ハウスクリーニングの料金相場
ハウスクリーニングの料金相場は、人が住んでいるのか、空室かという点と、部屋の面積で決められることが一般的です。基本的に、空室のハウスクリーニングを依頼した方が料金は安くなる傾向にあります。物が置かれていないため作業がスムーズであり、家具や個人の物を汚れから守るための養生をする手間もかからないことが理由です。
また、ハウスクリーニングはピンポイントでクリーニングを依頼することも可能です。
代表的なクリーニングメニューの料金目安を紹介します。
・キッチン:約15,000円~
スコンロの焦げ付き、シンクの水垢などの汚れをプロの技できれいに落とします。
・浴室:約15,000円~
浴槽から壁・床・扉などをピカピカにします。
ふだん手の回らない天井、扉、シャワーヘッド等すみずみまでお掃除します。
・トイレ:約8,000円~
尿石、黄ばみ、黒ずみ、カビなどを落とし、除菌仕上げも行います。
・ガラス・サッシ:約3,000円~
窓とサッシの清掃を行います。プロの手により窓ガラスがピカピカになります。
・洗面所:約8,000円~
洗面化粧台の汚れが残っているとヌメリやカビの原因となります。
プロの手で徹底的に清掃を行います。
・床ワックス:約8,000円~
床の汚れを落とし、ワックス塗布を行います。
プロが床材を確認し、床材に合ったワックスでコーティングします。
・排水管清掃:約9,800円~
高圧洗浄機で管内を清掃し管に付着した汚れを洗い流します。
目に見えない部分だからこそ、詰まってしまう前に定期的な清掃をお勧めします。
・エアコン:約9,800円~
タバコなどの臭いが気になる方、エアコンの効きが悪いなどは内部の汚れが原因です。
家庭ではできない分解洗浄を行う事で内部までしっかり汚れを落とします。
・お掃除機能付きエアコン:約14,800円~
自動お掃除機能付きエアコンはフィルターのみのクリーニングをしています。
機械では落としきれない汚れをプロの手で洗浄いたします。
・室外機オーバーホール洗浄:約6,000円~
室外機の内部が汚れていることにより熱交換率が低下しエアコンに負荷がかかってしまいます。
室外機の内部を洗浄することにより機器の寿命を延ばすことができます。
ピンポイントでハウスクリーニングを依頼する場合も、クリーニングをする場所の広さや大きさ、汚れの程度によって料金目安よりも高くなることがあります。
■ハウスクリーニング・おそうじアドバイス
キッチンシンクをキレイに掃除する方法
調理をしたり食器を洗ったりと、キッチンシンクは毎日使う場所。スポンジや洗剤が手元にあるのですぐに掃除しやすい場所でもあります。しかし油断していると、油汚れや水アカなどガンコな汚れがこびりついていることも…。
キッチンシンクが汚れる原因
ステンレスのキッチンシンクについた白い汚れや水滴跡は、水アカや石けんカスが付着したものがほとんど。きちんと洗浄しているつもりでもキレイに落ちていないことも多いようです。汚れの種類や原因についてみていきましょう。
1.水アカ
水道水に含まれるケイ酸や無機質成分が他の汚れと混じり合って付着します。放っておくと、水がたまる周辺に白っぽいものがこびりついたり、黄ばみ、黒ズミなどができてしまいます。
2.油汚れ
キッチンシンクに付着した油を長時間放っておくと、光や熱の影響で酸化して樹脂のようになります。油がついてから3~6カ月過ぎると、一般の洗剤では落ちにくくなります。早めに対処しましょう。
3.石けんカス
石けんカスは脂肪酸カルシウムが主体です。石けんの成分である脂肪酸ナトリウムと水に含まれるカルシウムイオンが反応したものです。放っておくとこびりついてしまい、なかなか取れなくなってしまいます。
4.サビ
材質が金属の場合、湿気や腐食性ガスによってサビが発生します。水栓金具や給水管などのメッキ製品でもサビができることがあるので要注意。一度サビてしまったら落とすのはなかなか困難です。
キッチンシンクのお手入れ方法
キッチンシンクの日々のお手入れが大切な理由、それは汚れが落としやすいうちに掃除し汚れを蓄積させないためです。ガンコな汚れは取れにくくなりイヤな臭いの原因にも。キッチンシンクまわりは食品を扱うので、常に衛生的にしておきましょう。
日々のお手入れ方法は、乾拭きをして、1日の使い終わりは水分を残さないようにします。水分が少しでも残っていると、水ジミとなってしまい落としにくくなります。水ジミは水道水に含まれているカルシウムなどのミネラル分の付着と塩素イオンによる腐蝕が原因です。普段からしっかりとお手入れをして防ぎましょう。
次に定期的なお手入れ手順ですが、まず水で湿らせたスポンジに台所用洗剤をつけ、ステンレスの目に沿って洗います。続いて、汚れや洗剤分を水で洗い流していきます。最後に、乾いたふきんで水気を拭き取ります。
ステンレスの鏡面仕上げやホーローなど、キッチンシンクの素材によっては硬いタワシやブラシなどでこすると細かいキズがついてしまいます。キッチンシンクを掃除する際は、柔らかいスポンジを使うようにしてください。
ステンレスを拭く際は、目に沿ってこするようにしましょう。目にさからってこすると表面に細かなキズがつき、ステンレスの光沢がなくなってしまいます。もし細かなキズに埃や汚れが入りこめば、取れにくいガンコな汚れの原因となりかねません。
水滴が残ると水ジミができるのでよく拭き取ってください。
家族が口にする食品を扱うキッチンシンクまわりはいつも清潔にしておきたいもの。「汚れは放置せずこびりつく前に落とす」が大原則です。こすってもなかなか落とし切れない油汚れや水アカは、念入りお掃除で除去しましょう。除去がうまくいかなかったり、時間がなかったりする場合はプロに依頼するのも手です。ピカピカのキッチンシンクはお料理や食器洗いの時間を楽しくさせてくれますよ!
浴室の掃除方法
家の中では「狭いスペース」の一つと言える浴室ですが、掃除を必要とする場所は意外にもたくさんあるのをご存知でしょうか? 床や天井などの一見キレイな場所や常にカバーがしてある排水口など、実は気づかないうちに汚れが溜まっています。ここでは浴室内における場所ごとのお掃除方法をご紹介します。
1.壁・天井・床
まずは浴室全体に水をかけて濡らし、水で湿らせたスポンジに浴室用洗剤を塗布してこすりましょう。タイルの目地の部分の汚れが取れない場合は、水で湿らせたメラミンフォームのスポンジでこするか、水で湿らせたジーンズ地などにクリームクレンザーをつけてこすります。汚れが取れたらシャワーなどで水をかけながら汚れや洗剤を洗い流します。
カビが生えている場合は、カビ取り剤を塗布するか塩素系漂白剤を小さい容器に入れて、塗装用の化せんのハケなどを使ってカビの部分に塗りましょう。このとき、手はゴム手袋を付け、マスクを着用して下さい。目の位置より高い部分を作業する場合はゴーグルも着用します。そのまま5~10分程度放置し、カビの色がなくなるのを待ちます。色がなかなか消えない部分は、2~3回くり返し行います。カビの色が消えたら、シャワーなどで水をかけながら汚れやカビ取り剤などを洗い流します。最後によく乾燥させたらお掃除完了です。
「まぜるな危険」と表示されている「塩素系のもの」と「酸性タイプのもの」が混ざってしまうと有毒塩素ガスが発生します。とても危険ですので、同時使用は厳禁です。
浴室掃除の鉄則はとにかく「換気すること」です。ドアや窓を開け、換気扇を回してしっかりと換気をしてください。また、乾いた雑巾で水気を拭き取るか、窓用ワイパーで水切りしておくとシミがつきにくくなります。
2.蛇口
メラミンフォームのスポンジを水で湿らせて、蛇口やその周辺をこすっていきます。こすっても取れないようなガンコな汚れがあれば、ジーンズ地の出番。ジーンズ地を水で湿らせた上でクリームクレンザーを適量つけ、蛇口の金属部分についた汚れをこすってください。なお、水道の根元部分の掃除も同様の手順です。
(注)素材によりキズが入る場合がありますのでテストをしてからおこなってください。
掃除の際にはしっかりと換気してください。ドアや窓を開けたり、換気扇を回したりといった対応が必要です。また、洗剤使用時には必ずゴム手袋を着用しましょう。あらかじめ端の部分を少し折り曲げておくことで、液だれ対策となります。
汚れやカビを防ぐ方法
1.水気をとる
浴室に発生する黒カビは湿気を好みます。したがって、極力乾燥している環境を作ることがカビ防止に効果的です。24時間換気が理想ですが、できない場合は入浴後に窓用ワイパーで水滴を集めて拭き取ったり吸水性の高いクロスで拭き取ったりして、しっかりと水気を取り除きましょう。乾燥した状態が保てれば水アカも溜まりにくくなります。習慣化してしまえば次第に煩わしさも感じなくなりますよ。
2.換気扇を回す
先述の通り浴室の汚れを防止するには常に乾燥した状態にしておくことが必要となりますので、入浴後は必ず換気扇を回しましょう。長時間、もし可能なら24時間、常時回しておくのが理想です。
3.小物(桶、椅子、お風呂道具など)の置き方を工夫する
シャンプー・コンディショナーなどの容器を浴室の棚に置いておくと、いつの間にか水アカやヌメリが付着していて困ったことはありませんか?
これは、シャンプー・コンディショナーなどの容器を浮かせて置くことにより底面に付着する水アカやヌメリを軽減させることができます。シャンプー・コンディショナーなどの容器を水濡れに強い素材のかごに入れて、S字フックなどでかごをつるすと底面の汚れが軽減します。
また、桶や椅子も浮かせることで汚れを防止することができます。
浴室掃除にそこまでの時間が割けない、自分ではできない場所がある…。そんな時はプロに任せるのも一つの解決方法です。その時々の状況で自分にとってベストな掃除方法を選び、快適な浴室を保ってください。
トイレのニオイを元から消すには、消臭剤ではなくおそうじが◎
トイレのニオイの原因
飛び散った尿
トイレのイヤなニオイの原因として一番に考えられるのが、飛び散った尿です。男性が立って用を足す場合、実際には目にみえないほど無数のしぶきが飛んでいます。座ってする場合でも、わずかな隙間から床にまで飛び散る可能性が考えられますし、便座の裏側へも飛び散っていることもあります。
尿石
鼻につくアンモニア臭の発生源です。飛び散った尿をそのまま放置すると、やがて尿に含まれるカルシウムなどの成分が空気に触れて化学反応をおこし、尿石へと姿を変えます。黄ばみとなって便器に固くこびりつき、ホコリなどの付着により雑菌も繁殖。放置すればするほどイヤなニオイは発生し続け、汚れは一層頑固になっていきます。
ホコリ
ホコリも雑菌の繁殖を招き、ニオイの一因となります。便器と床の接合部や便器=全体の裏側、収納がある場合はその内部など、死角になっていたり手が届きづらかったりする場所のホコリを見落としている可能性があります。
カビ
カビの発生にも注意が必要です。便器内や水洗タンクなど、トイレ内には常に水がある状態のため、常に湿度が高い状態にあります。カビにとっては繁殖しやすい快適な環境であり、便器の縁の裏側、タンク内、さらには壁や床などに黒いカビが発生していないか十分に気をつけましょう。
下水
トイレの便器内に常時たまっている水を「封水」といい、下水管と直結するトイレに、悪臭を逆流させない大切な役割を担っています。旅行などで2~3日間トイレを使わなかった場合、たまったままの封水が次第に蒸発してしまうため、水量が減少。「ニオイの蓋」が薄くなるため、下水のニオイの侵入を許してしまいます。また、風呂の排水など、一度に大量の水を下水管に流した場合に封水も一緒に流れてしまうことがあります。この時も下水臭の逆流に注意が必要です。さらに、配管の詰まりなどの不具合に起因する場合もあります。
ニオイの発生源
床・壁
床・壁は尿しぶきが飛び散ってしまうリスクが非常に高い場所。おそうじでの拭き残しがニオイの元となります。特に壁のクロスに染みついてしまうと除去が難しくなるため、床のみならず壁のおそうじもしっかり心がけましょう。便器と床の接合部分も要注意です。トイレマットを敷いている場合は死角にもなりやすく、雑菌が繁殖したり便器を伝って尿が入り込んだりして汚れが蓄積していきます。
便器
便器の表面だけをきれいにして満足していませんか? 便器の縁の裏はトイレそうじでの見落としが多くニオイの発生源になってしまう場所の一つです。さらに、便座の裏側や便座と便器の結合部分にも尿しぶきは付着します。おそうじの際には、便器の隅々までしっかり気を配りましょう。
温水洗浄便座
温水洗浄便座はノズルや便器との接合部、便座の裏側に注意が必要です。ノズルの稼働時に尿や便が付着し元の位置に戻ってしまうと、内部にこびりついてしまい除去が困難になり、ニオイの元になってしまいます。ノズルの洗浄モードがある場合はマメに稼働させましょう。
水洗用タンク
湿気を好むカビにとって、常に水で満たされているタンク内は恰好の繁殖場所。便器や床を徹底的にきれいにしても、タンク内のカビを放置したままでは悪臭を断つことはできません。
天井
天井や換気扇もチェックすべきポイントです。換気扇のフィルターにホコリがたまっていれば、ニオイを解消する機能を十分に発揮できているとはいえません。トイレ全体のおそうじが行き届いているのにニオイが残る場合は、足元ばかりではなく頭上にも原因があることも考えましょう。
トイレの備品
前述したトイレマットに加え、スリッパ、便座カバーなど、付属品もきちんとお手入れしていますか? 尿の付着や雑菌が発生していれば、もちろんニオイの原因にもなります。
消臭剤だけではトイレのニオイをなくすことはできない?!
多種多彩な種類が市販されているトイレ用の消臭剤や芳香剤。簡単にイヤなニオイを抑えてくれるため、悪臭対策として重宝します。しかし、あくまでも一時的にニオイを緩和してくれているにすぎません。ニオイの原因となる汚れやカビを除去しない限り、ニオイそのものをなくすことはできません。イヤなニオイを解決するには、おそうじが必要です。
トイレの黒ズミの原因は?
トイレの黒ズミには「黄ばみ」と「黒カビ」が関係しています。便器の水が溜まる部分や水が流れる部分の黒ズミの原因はホコリやカビなどの微生物の発生が原因になります。尿に含まれるリン酸カルシウムという成分が尿素やタンパク質などの成分と結合すると「尿石」になります。この尿石がたまったものが「黄ばみ」として現れ、この黄ばみを覆うように黒カビが発生すると「黒ズミ」になります。
つまり、黒ズミの原因の根本には尿石があるということ。そのため、尿石を防ぐことが黒ズミの防止につながります。
トイレのおそうじポイント
1.換気
掃除の前にドアや窓を開けたり、換気扇をまわしたりして換気をよくしましょう。
2.ゴム手袋
ゴム手袋を装着する際には、洗剤使用時に液だれが起こらないよう、端の部分を少し外側に折り返しておきましょう。
3.ぞうきん
ぞうきんを使う際は常にきれいなもの、きれいな面を使うように心がけてください。
4.洗剤の使い方
「まぜるな危険」と表示されている「塩素系」洗剤と、「酸性」タイプの洗剤が混ざると有毒な塩素ガスが発生します。大変危険ですので、同時使用は絶対にしないでください。
5.おそうじ前に温水洗浄便座の取扱説明書を読む
ノズルの引き出し方やおそうじ方法、便座の外し方などはトイレの機種により異なります。おそうじ前に取扱説明書でご確認ください。
手軽にできるトイレのおそうじ方法
トイレのように特に汚れやすい場所を清潔に保つためには、定期的なおそうじや、使ったタイミングでの「ついでおそうじ」がとても効果的。ここでは、便器や床など、場所ごとのおそうじ手順やコツを紹介します。さっそく実践してみましょう!
1.便器の内側
ゴム手袋をはめ、便器内にトイレ用洗剤をかけ、トイレ用ブラシでこすります。縁の裏にかえしがあるタイプは、縁に沿って内側も隅々までこすりましょう。こすり終わったら水を流して、汚れと一緒に洗剤分を洗い流します。
最後に便器のまわりを、水に浸し固く絞ったぞうきんか除菌クロスで拭いて完了です。
2.便器の外側・便座・フタ
まず、水に浸し固く絞ったぞうきん、または除菌クロスで、便器の外側、フタ、便座を拭いていきます。フタの内側、便座の裏側の凹凸や便座と便器の接合部など、拭き残しがないようにご注意ください。
最後に乾いたぞうきんでもう一度全体を拭いて完了です。
3.水洗タンク
タンク上部の手洗い部分に物がある場合は移動させてください。
まず、水で湿らせたメラミンフォームのスポンジで、水道金具とタンクの手洗い部分をこすり水を流します。水に浸し固く絞ったぞうきんで水道金具、タンク外側、洗浄レバー部分などを拭いていきます。
最後に乾いたぞうきんで水気を拭き取りおそうじ完了です。
4.床・壁
そうじ前に床に置いてあるものなどを移動させ、まずは掃除機でホコリを吸い取りましょう。軽い汚れがある場合は、水に浸し固く絞ったぞうきんか除菌クロスで汚れを拭き取ります。また、同様に壁も拭いていきましょう。
乾いたぞうきんで水気を拭き取り、よく乾燥させればおそうじ完了です。
トイレの大掛かりなおそうじは、やはり気が重いもの、汚れがひどければなおさらですよね。温水洗浄便座の普及により、下手に触って故障させてしまわないか心配という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時は、プロによる徹底したトイレのおそうじで、ニオイも汚れもスッキリ解決しましょう。
窓掃除の方法
窓が汚れる原因
窓の内側が汚れる原因には、手アカや室内のホコリ、タバコのヤニ、油煙(ゆえん)などが挙げられます。
特に汚れの原因となりやすいのが手アカです。窓は開閉のたびに触れることになるため、手アカがつく機会も必然的に多くなります。また、気をつけていても子どもが汚れた手で触ってしまうこともあるでしょう。
手の油分が窓に付着すると、室内のホコリも窓につきやすくなります。窓の外側が汚れる主な原因は、風によって飛ばされてきた砂や土、花粉、車の排気ガスなどです。汚れがついたところに雨が降るとさらに汚れがこびりついてしまいます。
窓の汚れを放置するとどうなる?
汚れを放置しておくと汚れがどんどん蓄積して取れにくくなり、お部屋の内外の景観を損ねてしまいます。
また、窓の外側についた汚れは太陽光によって乾燥したり、雨によって泥のような見た目になったりします。放置していると、水アカやカビなどの落ちにくい汚れに変化する場合もあります。
透明ガラスの掃除方法
水に浸し固く絞ったぞうきんで、窓ガラス全体を拭きます。窓枠やレール部分に汚れがあれば、同じく水に浸し固く絞ったぞうきんで拭いてください。窓用ワイパーがある場合は、ガラス用洗剤をガラス面に×印を描くようにスプレーし、ワイパーで拭き取りましょう。ただし、すりガラスを掃除する場合は泡がたつタイプのガラスクリーナーの使用は控えましょう。泡がすりガラスの表面の凹凸に入り込み、取れなくなってしまうためです。
サッシの掃除方法
化学モップで、サッシのホコリを軽く取りましょう。
サッシにはガラスに結露してできた水が溜まっていることもあります。結露を放っておくと汚れが固着したり、カビやサビの原因になるため、水滴を発見したらこまめにぞうきんで乾拭きしましょう。
掃除しにくい汚れはプロに依頼しましょう
窓は汚れやすい場所のため、こまめに掃除していないと内側も外側も汚れてしまいます。今回紹介した掃除方法を実践し、窓の美しさを維持しましょう。
窓が多い家に住んでいる方や、掃除に時間を割きにくい方にとっては、普段から掃除することは負担になるかと思います。そんな方はプロに掃除を依頼しましょう。
窓ガラスについた雨や砂埃による落ちにくい汚れをプロが洗浄。クリアな窓に生まれ変わらせます。また、掃除がしにくいサッシや網戸は、専用の資器材を使ってしっかりクリーニング。手が届きにくい細かな場所まで、徹底的にキレイに掃除します。
洗面所クリーニング
洗面台が汚れる原因
洗面台が汚れる原因は様々です。洗面台では水を使うため、水に含まれているカルシウムなどの成分が固まった水アカがよく見られるかと思います。また、手を洗ったり歯磨き・洗顔をしたりする際の石鹸カス、皮脂といった汚れも溜まっていきます。汚れを放置しておくと黒ずみやカビが発生し、排水口から悪臭が漂うこともあるため、洗面台のこまめな掃除が必要です。
洗面ボウルの掃除方法
水で湿らせたメラミンフォームのスポンジを使って、洗面ボウルをこすります。
ボウルに水をかけ、汚れを洗い流します。
乾いたぞうきんで洗面ボウル全体の水気を拭き取り、掃除完了です。
洗剤を必要としないスポンジ(アルミ蒸着フィルム製のスポンジなど)を使用する場合は、洗剤を使っての掃除は週1~2回を目安に行う程度で大丈夫です。
蛇口(カラン)の掃除方法
水で湿らせたメラミンフォームのスポンジで、蛇口と蛇口周辺をこすります。
2水をかけて汚れを洗い流し、乾いたぞうきんで水気を拭き取ったらお掃除完了です。
素材によりキズが入る場合がありますのでテストをしてからおこなってください。
キャビネットの掃除方法
水に浸して固く絞ったぞうきんで、キャビネット全体を拭いていきます。
乾いたぞうきんで水気を拭き取り、よく乾燥させれば掃除完了です。
素材によりキズが入る場合がありますのでテストをしてからおこなってください。
照明器具の掃除方法
化学モップ(もしくは帯電式のハタキ)で軽くホコリを取ります。
軽い汚れが見つかった場合は、水に浸して固く絞ったぞうきんで汚れを拭き取りましょう。
最後に乾いたぞうきんで水気を拭き取ります。
洗面台の気になる汚れを落としたい方は、プロにクリーニングを依頼してみてはいかがでしょうか。気になる部分の汚れを細かく丁寧に落とします。さらに、普段のおそうじではなかなか落とせない洗面ボウルの黒ずみや鏡のくすみもキレイに取り除きます。
エアコンのニオイの原因とお掃除方法
エアコンのニオイの原因
室内の空気を吸って、冷風や温風として吐き出すというのがエアコンの基本的な仕組みです。 冷房運転時には、吸い込んだ空気を冷やす過程において内部で結露が発生。運転終了後も含め、エアコン内部は高湿度な状況が続くため、カビが発生・生育するには好条件なのです。室内の空気中に漂うホコリや汚れは、吸い込まれて再拡散されるばかりか、カビの栄養源にもなります。さらに、結露の水滴を受け止める「ドレインパン」では雑菌が繁殖していることも。 設置場所にもよりますが、エアコンはタバコの煙や調理の際の油煙も、吸い込んで吐き出すと考えてください。
エアコンのイヤなニオイの原因は、カビ、空気中の汚れやホコリ、雑菌、タバコ臭、油煙ほか、複合的な原因が絡み合って発生しているとも言えます。 また、エアコンの「自動お掃除機能」は“万事お任せ”という機能ではありません。いわば、人による定期的なお掃除までのつなぎ役。カビや汚れの蓄積を「完全除去」ではなく「軽減」してくれる機能と考えておきましょう。
エアコンのニオイを予防する方法
20~30℃という温度環境に加え高湿度。エアコンの内部はカビにとってこれ以上ない発生・生育環境が整っています。ひとたび油断すれば一気に繁殖してしまいかねません。しかし、日々の心がけでカビ・ニオイの発生を防ぐことは可能です。
ニオイを予防する基本中の基本は、こまめなフィルター掃除。フィルターには、お部屋の空気中に漂うホコリや塵など様々な汚れや、水分が蓄積されています。フィルターを取り出したらホコリがびっしりだったという方も多いかと思いますが、前述した通りカビにとってはこれ以上ない栄養源。こまめなお掃除はカビの繁殖の予防策として効果的であることはもちろん、エアコンへの負荷を軽減させることもできます。
カビの繁殖を促してしまう湿気を取り除くのに適しているのが「送風運転」です。送風運転のタイミングは、エアコンの使用前と冷房・除湿使用後の各30分間。エアコン内部を乾燥させ、カビの付着を予防できます。
最後のポイントは、室内にホコリを蓄積させない「部屋のお掃除」と「換気」です。エアコンのみならず普段の健康的な生活にも結びつく大切なことです。こまめなお掃除と換気で清潔な空間を維持すれば、エアコンが吸い込むホコリや汚れ、タバコの煙、油煙なども減少させることができます。
なぜエアコンがカビの棲み家に?
一般的に、カビ発生率が上昇する温度環境は20~30℃だと言われています。まさに私たち人間が快適に活動しやすい気温とほぼ同じですが、カビはさらに高湿度を好みます。実は、冷房使用時のエアコン内は、このようなカビが喜ぶ高温多湿の環境が整っているのです。さらに、お部屋の中に残っているホコリやゴミの中からカビが検出される場合も多いのですが、そんなカビが含まれるお部屋の空気を吸い込むことになるエアコンには、自ずと汚れが溜まっていきます。そして、それらがまたカビの栄養源になり、さらにカビが繁殖…!と、知らず知らずのうちにエアコンがカビにとって快適な生活場所になってしまうのです。
カビが生えやすい場所
エアコンの吹き出し口「フィン」に黒いポツポツ=カビを発見!残念ながら、既に内部の「送風ファン」や「熱交換器」、それとホースの間にある水の溜まり場所=「ドレンパン」までカビで汚れている可能性が考えられます!
熱交換器や送風ファンにカビが付着したままエアコンを作動してしまうと、空気中にカビを放出することになるため要注意。すぐに取り除くのが望ましいのはもちろんですが、エアコン内部は手入れがし辛い場所に加え、これらのカビはガンコ!除去するのも容易ではないので困りものです。
エアコン3つのカビ予防
1.こまめなフィルター掃除でカビ予防
カビ予防として常にやっておきたいのがフィルターのお手入れです。
フィルターにはお部屋の空気中に漂うホコリやチリをはじめとする“さまざまな汚れ”や水分が蓄積され、それらがカビの栄養源に!カビが快適に活動できる適度な水分と栄養源を備えたフィルターをこまめにお掃除することで、カビが増えにくい環境を整えましょう。
2.使用前の送風運転でカビ予防
エアコンの内部から水分を取り除くことが、エアコンのカビ予防の基本。すなわち、「乾燥」がカビ予防のキーワードです!そこで、ぜひ習慣にしたいカビ対策がエアコン使用前の送風運転。窓を開けた状態で、30分をめどに行いましょう。エアコン内部のホコリを送風によって外に出すことで、カビの付着防止に効果が見込めます。
3.電源OFF前とオフシーズンの送風運転でカビ予防
使用後のエアコン内部を、その都度乾燥させることもカビ防止のポイントです。エアコンの電源を切る前の送風運転にもカビ予防効果が!除湿・冷房モードで運転した後、すぐに電源を切らず約20~30分ほど送風運転を。
さらに、エアコンを使わない時期にも月に1度の送風運転を心がければ、さらに安心です。
エアコンのカビ掃除はプロにお願いしましょう
エアコン内には思いのほかカビが発生していることが分かりました。でも、肝心の内部まで自分でしっかり掃除するのは故障の原因にもなるため、避けるのがベター!定期的にプロに依頼するのがおすすめです。
専用の洗剤や資器材を用いながら、ご家庭では難しいエアコン内部まで分解してくまなく洗浄できるのがプロならではの強みです。
関東メンテックス営業エリア
【埼玉県】
さいたま市 川越市 熊谷市 川口市 行田市 秩父市 所沢市 飯能市 加須市 本庄市 東松山市 春日部市 狭山市 羽生市 鴻巣市 深谷市 上尾市 草加市 越谷市 蕨市 戸田市 入間市 朝霞市 志木市 和光市 新座市 桶川市 久喜市 北本市 八潮市 富士見市 三郷市 蓮田市 坂戸市 幸手市 鶴ヶ島市 日高市 吉川市 ふじみ野市 白岡市 伊奈町 三芳町 毛呂山町 越生町 滑川町 嵐山町 小川町 川島町 吉見町 鳩山町 ときがわ町 横瀬町 皆野町 長瀞町 小鹿野町 東秩父村 美里町 神川町 上里町 寄居町 宮代町 杉戸町 松伏町
【群馬県】
前橋市 高崎市 桐生市 伊勢崎市 太田市 沼田市 館林市 渋川市 藤岡市 富岡市 安中市 みどり市 榛東村 吉岡町 上野村 神流町 下仁田町 南牧村 甘楽町 中之条町 長野原町 嬬恋村 草津町 高山村 東吾妻町 片品村 川場村 昭和村 みなかみ町 玉村町 板倉町 明和町 千代田町 大泉町 邑楽町